尾鷲市長会見 「都市計画基金」創設へ 余剰金積み立て 三重

【会見に臨む加藤市長=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県の加藤千速尾鷲市長は30日の定例記者会見で、都市計画税の余剰金を積み立てる「都市計画事業基金」を創設することを明らかにした。関連する条例案を、6月4日開会の市議会6月定例会本会議に提出する。

市は、市街化区域の土地や家屋に課税している都市計画税の税収の累積余剰金を、市の貯金にあたる「財政調整基金」に積み立てていた。累積余剰金の額は、平成22年度から28年度末までで約2億6500万円。これを新設する基金に積み立てる。

30年度の財政調整基金残高は、同税の累積余剰金を差し引いた約2億9700万円となる見込み。都市計画税の累積余剰金は29年度も発生する見込みで、新基金に積み立てる予定。

市によると、今年4月に庁舎内で「財政再建委員会」(委員長・藤吉利彦副市長)を立ち上げ、都市計画税の使い道や事業内容などについて協議しているという。