不法投棄を許さない 監視ウィーク始まる 三重県庁で出発式、連携強化

【稲垣副知事(手前)から激励を受ける出席者ら=三重県庁で】

全国で不法投棄の監視を強化する「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」が始まった30日、三重県はパトロールの出発式を県庁で開いた。不法投棄を通報する協定を県と結んでいる民間事業者や県警などから約50人が出席し、廃棄物全般の不法投棄のパトロールに出発した。

稲垣清文副知事はあいさつで「不法投棄が増加している状況は看過できない。自然環境や安全な生活環境を守るため、不法投棄を許さないという強い思いを持っていただきたい。関係団体や住民を含めた監視のネットワークを築こう」と呼び掛けた。

この後、出席者らは20台の車両に乗り込んで県内をパトロールに出発。午後は、伊勢市小木町の「イオンタウン伊勢ララパーク」で、不法投棄の撲滅を呼び掛けるチラシを配った。6月5日までの期間中、廃棄物運搬車両の取り締まりなどを強化する。

県によると、平成29年度中に県内で確認された産業廃棄物の不法投棄は、前年度比7件増の48件。15年度の92件をピークに減少していたが、24年度から増加に転じた。昨年度からは不法投棄の監視や測量にドローン(無人航空機)を使用している。