古地図で地域の歴史知ろう 伊勢・四郷地区 江戸―明治期の9点展示 三重

【江戸―明治時代ごろの古地図などが並ぶ会場=伊勢市楠部町の四郷地区コミュニティセンターで】

【伊勢】三重県伊勢市楠部町の四郷地区コミュニティセンターで、地域の歴史に触れる企画展「古地図を楽しもう」が開かれている。6月末まで。

住民らでつくる運営委員会が企画。四郷地区の各自治会が保管する江戸―明治期の古地図やその複写など9点を展示し、解説文を添えている。

約300―400年前の中村領(現・同市中村町)の絵図の複写の展示は、絵図に記されているが、現存しない寺や神社を現代地図に示して紹介。現・鹿海町の地区の字(あざ)名が記載された「鹿海村全図」の展示では、土地の特徴や伝説、文献などから考察した地名の由来を解説パネルで伝えている。現・朝熊町にある伊勢神宮内宮の末社、鏡宮神社周辺が描かれた江戸時代の古絵図なども並ぶ。

運営委の上野尚さん(71)は「地図や地名から、土地の歴史が見て取れる。古地図を通して地域に関心を持ってもらいたい」と話している。