三重労働局 県内4月の有効求人倍率1.73倍 前月下回るも高水準

三重労働局が29日に発表した4月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・02ポイント下回る1・73倍で、4カ月ぶりに前月を下回ったものの3カ月連続で1・7倍台の高水準となった。雇用情勢を「着実に改善が進んでいる」と12カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前回より1つ下がって11位。有効求人数は前月比0・7%(298人)増の4万197人、有効求職者数は1・5%(340人)増の2万3188人。新規求人倍率は2・27倍で、前月を0・22ポイント下回った。

産業別では、卸売業・小売業(前年同月比43・6%増)、運輸業・郵便業(6・5%増)、医療・福祉(4・1%増)などの増加が目立った。製造業は13・0%増の2113人。県内に9カ所ある安定所のうち8カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は「店舗の閉店や契約満了に伴う事業主都合の離職者が増え、求職者が17カ月ぶりに増加したため有効求人倍率が微減した」と分析。「求人が大きく伸びることはないとみられるのでしばらく踊り場の状態が続く」との見通しを示した。