干潟の環境守ろう 松阪でトヨタソーシャルフェス 松名瀬海岸で清掃活動 三重

【参加者に干潟に生息する生物を説明する学生(左手前)=松阪市松名瀬町の松名瀬干潟で】

トヨタ自動車と連携した環境保全イベント「トヨタソーシャルフェス」(三重大学地域ECOシステム研究センター、同大学ISO学生委員会、三重中学・三重高校主催)が27日、三重県松阪市松名瀬町の松名瀬干潟・海岸で行われ、約300人が環境学習と清掃活動に励んだ。

同フェスは、次世代に大切な自然をつなげ、地域を好きになってもらおうと、全国各地で行われている一般参加型の環境保全・保護活動。県では、伊勢新聞が共催している。

朴恵淑同センター長は「人間を含むすべての生き物が幸せになれる海岸になるよう、地域の力でごみがないきれいな海岸にしていきましょう。また次世代を担う学生らが生態について教えてくれる。みんなで学びながら成長していきましょう」と呼びかけた。参加者は同フェスの水色の上着を着用し、砂浜の漂着ごみなどを拾い集めた。

また、三重中学、高校の学生らが松名瀬干潟の特徴を説明しながら、干潟に生息する準絶滅危惧種の貝「ウミニタ」やアシハラガニなどの生物を観察し、豊かな生態系が築かれていることを参加者に伝えた。

子どもと参加したという松阪市殿町の田中純一さんは「地元にこんな希少な生物がいるとは知らなかった。環境を考えるきっかけになった」と語った。