フレンチに和の要素を 松阪でおいしい名店めぐり 9組17人料理堪能 三重

【参加者に料理の説明をする倉田シェフ(左)と村林先生(右)=松阪市日野町「新上屋」で】

三重県内の飲食店で料理人の話を聞きながら食事を味わう「おいしい名店めぐり」(伊勢新聞社主催)が26日の夜、松阪市日野町の「新上屋」であり、9組17人がフランス料理を堪能した。
「フレンチに和の要素を」をテーマに同店の倉田真衣さん(30)が腕を振るったコース料理を味わった。

料理はデザートまで9種類で、「フォアグラ鈴最中~いちじくのジャム~」「海の幸とトウモロコシのムース」「本日の鮮魚ポアレ」「小俣町谷口さんのトマトのスープ」「松阪牛すね肉の赤ワイン煮込み」「お米のアイスクリーム」など。地元食材を生かし、醤油や味噌、昆布やハチミツなども県産品を使用した。

倉田さんは、相可高校食物調理科出身。在学中に、志願して伊勢市本町のフランス料理ボンヴィヴァン(オーナーシェフ・河瀬毅氏)の現場研修に参加。卒業後、同店に就職し料理から、飲料、デザートの修業をし腕を磨いた。「フランス料理をやりたかったというより、ボンヴィヴァンに行きたいと思った」と当時を振り返り、「私がシェフに憧れたように、私もシェフくらいの年齢になる頃には、誰かの憧れの存在になっていることができれば。そうなれるように、頑張りたい」と語った。

倉田さんは、平成28年より、「新上屋」のシェフとしてスタッフをまとめている。

村林新吾教諭は、「今日は、仕込みから調理クラブの3名が入って、倉田さんに研修させていただいた」と活躍を紹介しながら、「彼女たちの時代と変わったことは、見聞を深めるために海外研修が増やしている。今後、相可高校がどうなっていくのか楽しみ」と近況を話した。

次回は、6月10日に「まごの店」で開催する。東京ステーションホテル内の日本料理店「しち12候」の料理人で、同校調理科出身の奥村俊彦さんを招き「三重県食材と、しち12候」をテーマに開催する。参加者募集中。問い合わせは伊勢新聞社営業部=電話059(224)0003=へ。