藤波がアジアでV、弓矢は3位 レスリングカデット選手権

【アジアカデット選手権で獲得した金メダルを掲げる藤波選手(左)と銅メダルを掲げる弓矢選手=いなべ市のいなべ総合高校で】

ウズベキスタン・タシケントで10~13日に開かれたレスリングのアジア・カデット選手権で、三重県のいなべレスリングクラブの藤波朱理=西朝明中3年=が女子49キロ級で優勝、弓矢健人=大安中3年=が男子フリースタイル48キロ級で3位になり、メダルを獲得した。

ユースオリンピック(10月・アルゼンチン)の日本代表内定は惜しくも逃したが、「期待の2人」と評する同クラブ監督で藤波選手の父、俊一さんは「2人とも3年後の三重国体で表彰台の中心に立ってほしい」と期待をかける。

藤波選手は2月のクリッパン女子国際大会に続く国際大会の金メダル。ユース五輪日本代表入りには圧倒的な勝ち方が必要になると3試合すべてでフォール勝ち。決勝は地元選手が相手で「相手への応援がすごかった」が逆に「気持ちが入った」。試合開始から50秒でフォール勝ちした。

今大会を制した女子日本代表選手は藤波選手以外全員が高校生。「力強さに欠ける」などの選考理由でユース五輪代表から漏れたが、「狙って優勝できたことは自信になる」と話し、次への手応えはつかめた。

今大会が初の国際大会だった弓矢選手はほろ苦い日本代表デビューだった。力を出し切れないまま初戦の2回戦で判定負け。それでも3位決定戦をテクニカルフォール勝ちし、銅メダルを日本に持ち帰った。

「最後まで攻め切れず諦めないところが持ち味」と話すが、初の海外戦で自分らしい動きができなかったと反省する。「銅メダルを取れてほっとした気持ちもあったが、金メダルを見ていたら自分も取りたいという気持ちが湧いた」と闘志を見せ、「次は金メダルを取りたい」と誓っている。