昆虫の生態教える 伊勢・皇學館大学生ら 児童らに出前授業 三重

【ガの幼虫がトウモロコシの葉を食べる様子を観察する児童と学生ら=伊勢市佐八町の佐八小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大学教育学部の学生らによる理科の出前授業が25日、同市佐八町の佐八小学校であった。

生物学ゼミで昆虫生理学などの研究に取り組む3、4年生と大学院生ら14人が、3年生児童12人に虫の観察や実験を通し、昆虫の生態を教えた。

児童らは4班に分かれ、昆虫が卵から成虫になる過程の「変態」を確認したり、トウモロコシの葉を食べるガの幼虫の観察をした。

ハチが、ガの幼虫に卵を産み付ける実験や幼虫の解剖などもあり、児童らは興味津々の様子で取り組んでいた。岡田刹南(せつな)君(8つ)は「実験は楽しかった。虫のいろんなことが分かった」と話した。

小学校教諭を志す3年の林永一郎さん(20)は「子どもの反応が見られる経験は大切。実験などを多く取り入れ、理科や昆虫に興味を持ってもらいたい」と話していた。

出前授業は、同大と市の連携事業。理科教育の充実と教員志望の学生らの実習機会を増やすため、市内の小学校で開いている。今年度は五校で予定。