三重県議会常任委 消防団員数が過去最低 1・3%減の1万3514人

【消防団員数の報告を受ける防災県土整備企業常任委=県議会議事堂で】

三重県議会は25日、総務地域連携、防災県土整備企業の両常任委員会を開いた。県は防災県土整備企業常任委で、県内の消防団員が4月1日現在で1万3514人と、前年度から178人(1・3%)減少したと報告した。記録が残る中では過去最低。団員の高齢化も進んでおり、県は「若年層を中心に入団を呼び掛ける」としている。

■若者対象に入団促進策 消防団員減少、高齢化で
〈防災県土整備企業=小島智子委員長(8人)〉

県内の消防団員は平成22年ごろから減少傾向。27年からは4年連続で減少している。県は人口減少や高齢化、市町の定数削減が理由とみている。

【消防団員】
高齢化に伴い、団員の平均年齢も上昇している。県内の団員の平均年齢は、昨年4月1日現在で41・5歳。全国平均より0・7歳高く、10年前と比べて3・6歳上昇した。

県は若年層を対象にした入団促進キャンペーンを実施するほか、大学や短大を通じて入団を呼び掛ける。就職活動に利用できる「学生消防団活動認証制度」を導入する市町の拡大にも努めたいとしている。

【救急出動】
県は平成29年中に県内であった救急出動が、前年比2・9%増の9万4160件だったと報告した。搬送人員も同2・2%増の8万7399人。共に過去最多となった。

いずれも3年連続の増加。県は高齢化が増加の理由とみている。搬送中に静脈路確保などの救命措置をすることが認められている「救急救命士」の育成や資質向上に取り組むことも報告した。
■「推進会議」参加の考え 県、Jリーグチーム誕生向け
〈総務地域連携=服部富男委員長(8人)〉

県は県内初のJリーグチーム誕生に向け、県サッカー協会が立ち上げる予定の県民推進会議に参加する考えを示した。県民推進会議はサッカースタジアムの最終候補地や資金調達の方法を検討する予定。

【Jリーグチーム】

三谷哲央委員(新政みえ、6期、桑名市・桑名郡選出)は「県内でJリーグのチームを創設するにはサッカースタジアムの整備が必要」と述べ、県がサッカースタジアムの建設に関与する可能性について尋ねた。

村木輝行国体・全国障害者スポーツ大会局長は「スタジアムの整備は具体的に詰めていない。県民推進会議の中で関係者らと議論していく」と述べた。

田中智也副委員長(新政みえ、2期、四日市市)は「Jリーグチームの誕生は地域スポーツの推進にもつながる」と述べ、県に協力を要請。村木局長は「誕生すれば経済効果などさまざまな効果が期待できる。積極的に関与したい」と答えた。