津波避難ビルにプラージュなごみ 鈴鹿市が施設と協定締結 三重

【協定締結した末松市長と甚目社長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は23日、同市南若松町の高齢者福祉施設運営会社、甚目(甚目行腫社長)と「津波発生時における緊急避難施設としての使用に関する協定」を締結。6月1日に開所する同町のサービス付き高齢者向け住宅「プラージュなごみ」を大規模地震による津波発生時、要援護者らの一時的な緊急避難施設として、無償で利用できる津波避難ビルに指定した。

市内の津波浸水予測区域内の津波避難ビル指定は今回で28カ所目。

施設は元企業保養地を改修。鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積約2100平方メートル。避難場所は3階屋内廊下と2階屋上で、収容人数は214人。避難場所の高さは敷地の標高を含め、12・1―14・3メートルに位置し、市の想定最大津波高約6メートルを超える。市の津波避難施設補助金500万円を活用し、屋上手すりや非常照明灯、発電機などを設置した。

末松市長は「協力いただけることは緊急時の防災対策として非常に重要」、甚目社長(70)は「地域と共に歩みたいとの思いがあり、少しでもみなさんの役に立てて嬉しい」とそれぞれあいさつし、協定書に署名した。