視覚障害者の同行援護者養成 津新町駅で実施訓練 三重

【自動改札機を通過する介助訓練=津市新町の近鉄津新町駅で】

【津】視覚障害者の外出を支援する「同行援護従事者」の養成研修が23日、三重県津市新町の近鉄津新町駅であった。県内の介護事業所職員ら34人が、自動改札の通過や車両乗降の注意点を実地で学んだ。

同研修は厚労省が定めた内容の研修修了者に与えられる県知事指定の資格で現在県内では介護労働安定センターのみが開講する。

視覚障害者生活訓練指導員の前川賢一氏(51)=津市河芸町=を講師に4日間の座学と実地訓練を受講する内容でこの日が最終日。

受講生は2人1組で介助役と被介助役を交代しながら訓練した。自動改札機で構内に入り、車両とホームとの隙間を白杖(はくじょう)で確認し大きく一歩を踏み出すよう促した。

前川さんは「自動改札機は一度機械を触った手を離さずそのまま滑らせて」や「ホームと車体の隙間や段差は駅ごとに違うと認識して」などと助言した。

松阪市の訪問介護事業所の女性(26)は「アイマスクをして見えなくなると怖い。相手との信頼が必要だと思った」と感想を述べた。