似顔絵の技術学ぶ 県警で講習会、捜査の一助に 三重

【似顔絵の模写に取り組む参加者ら=津市の三重県警本部で】

捜査の手がかりとなる似顔絵の技能向上を図ろうと、三重県警鑑識課は23日、津市栄町一丁目の同本部庁舎で似顔絵講習会を開き、本部や各警察署の警察職員33人が参加した。

事件捜査の端緒となる似顔絵を作成する技術を高めてもらうために毎年定例で開催。昨年は76件82人分の似顔絵が作成され、うち名張署で2月に発生した強盗事件と、いなべ署で7月に発生した窃盗事件で手がかりの一つとして活用されたという。

参加者らはこの日、大阪府警鑑識課の柴田武彦指定広域技能指導官を講師に迎え、基本技術の講習や似顔絵の模写、2人1組となって目撃情報を元に交代で似顔絵を作成する実習などに臨んだ。

初めて参加したという伊勢署地域課の金澤守巡査(20)は、「似顔絵は初動捜査に重要。いつか自分の絵を捜査に使用してもらえるよう、一つでも技術を身につけたい」と話していた。