伝統文化継承で助成金 明治安田QOL文化財団 三重

【菅野支社長(左)から助成金の目録を受け取る喜多会長=津市羽所町の明治安田生命保険津支社で】

【津】音楽や伝統文化の人材育成を支援する「明治安田クオリティオブライフ文化財団」(東京)は22日、三重県度会町の民俗芸能を守る「田口念佛踊継承会」に助成金40万円を贈呈した。

財団は明治安田生命保険の前身「安田生命保険」が創業110周年を記念して平成3年に設立。本年度は伝統文化を継承する142団体から申し込みがあり、43団体に計1850万円を助成した。

津市羽所町の明治安田生命保険津支社で贈呈式があり、菅野貴之支社長が「助成が決まって大変うれしい。今回の助成が少しでも継承活動の役に立てれば幸い」とあいさつ。喜多正和会長に目録を手渡した。

喜多会長は「地域の伝統行事を続けてきたが、保存すべき民俗文化材と認めてもらった上、助成をいただいた。活動を連綿と継承していきたい」と感謝。助成金は太鼓やホラ貝など道具の購入費に充てるという。

田口念佛踊は太鼓をたたきながら踊る「かんこ踊り」の一種で、江戸時代から続く民俗芸能。継承会は毎年お盆の時季に念佛踊を披露しているが、道具が老朽化したため、財団からの助成を希望した。