
三重県津市森町の県動物愛護センター(あすまいる)は27日、昨年5月のオープンから1周年を記念したイベントを、27日にセンターで開く。鈴木英敬知事が22日のぶら下がり会見で発表した。
センターは昨年5月ニ18日のオープンから3月末までに5280人が来場。これまでに351匹のイヌとネコを譲渡したほか、飼い方や命の大切さなどを学ぶ講座を76回にわたって開いた。
イベントでは、動物の生態や飼い方などのクイズを開催。イヌやネコが遊べるおもちゃを作ったり、動物の縫いぐるみに埋め込んだマイクロチップを読み取って飼い主を見つけたりする体験もある。
このほか、イベントの当日から6月3日までの間にセンターを訪れた人には、センターのマスコットキャラクター「きーぼう」と「つむぎちゃん」が描かれたオリジナルの缶バッジを贈呈する。
鈴木知事は「あすまいるでは多くの命をつないできた。今後も人と動物が安全で快適に共生できる社会の実現に向けて取り組みを進めたい。センターの認知度の向上にも取り組みたい」と述べた。
イベントの申し込みは不要。午前9時半―午後4時半まで。水曜と土曜は休館。祝日の場合は開館し、翌日を休館とする。問い合わせは、同センター=電話059(253)1238=へ。