亀山 梅雨前に雨量規制備え 鈴鹿峠で遮断機操作訓練 三重

【遮断機の上げ下げ確認をする職員ら=亀山市関町沓掛の国道1号下り車線で】

【亀山】本格的な梅雨時季に先駆け、国交省中部地方整備局三重河川国道事務所は21日、三重県亀山市関町沓掛の国道1号下り鈴鹿峠通行止遮断機装置の「操作訓練」を実施した。同事務所職員ら計21人は、操作盤の点検と、電動と手動式の二通りで遮断機の上げ下げ確認をした。

同事務所では、沓掛から滋賀県甲賀市土山町4・6キロ区間を雨量規制区域に設定。連続雨量180ミリに達した場合、遮断機を下ろし区間内の車両通行を禁止している。平成29年8月に発生した台風5号で雨量247ミリを記録した時には、11時間50分を、同10月の台風21号では、雨量256ミリを記録し、11時間27分の通行止め規制を実施した。

同事務所計画課の和田春樹課長は「ドライバーらの安全を第一に、迅速に対応できるよう、毎年訓練をしている」と語った。

同装置は、昭和43年8月に、岐阜県内の国道41号で、集中豪雨により観光バス2台が飛騨川に転落。乗員、乗客107人のうち、104人が死亡するという悲惨な事故を教訓に、国道の通行規制が制度化され、全国の主要幹線道路に遮断機が設置されるようになった。