三重県 LINEで悩み相談、5日間で利用63件 中1実施状況

【定例記者会見で、LINEを活用した相談の件数について「自然な数字」と述べる廣田教育長=三重県庁で】

三重県教委の廣田恵子教育長は21日の定例記者会見で、スマートフォンの無料通信アプリ「LINE」を活用した相談の実施状況を公表した。相談を始めた14日からの5日間で、中学1年の相談は63件。うち、いじめに関する相談は27件だった。

県教委によると、63件の主な内訳は、いじめなど友人関係や学校生活に関することが46件、学業や進路に関することと家庭に関することが3件ずつ。いじめの相談は、友人に無視をされたり、悪口を言われたりしたとの内容だったという。

県教委は相談を始めた14日、県内の学校に通う中学1年の約1万7千人にLINE相談を登録するためのカードを配布したが、18日までにカードを使って実際に登録した生徒は137人だった。県教委の調査では、中学生の携帯電話所有率は約7割に上る。

廣田教育長は「スマホの所有率などを考えると、登録の件数は自然な数字だと思っている」とした上で「何も吐露できなかったことが書けるようになり、相談のハードルが下がったと思う。子どもたちが安心して生活できるよう、丁寧に対応したい」と述べた。

LINEの相談は、いじめなどの相談対応を手掛ける「ダイヤル・サービス」(東京都)に委託し、平日の午後5時―同9時まで対応している。現段階では中学1年だけが対象。7月下旬までに、中高生の全学年に専用のカードを配布して受け付ける。