亀山紅茶「べにほまれ」手摘み 高校生と市民ら新芽を丁寧に

【亀山紅茶「べにほまれ」の茶摘みをする亀高生ら=亀山市野村町の茶園で】

【亀山】三重県亀山市内の茶生産農家団体「亀山kisekiの会」(伊達亀嘉代表、5人)は19日、同市野村町の茶園約25アールで亀山紅茶「べにほまれ」の手摘み体験を実施した。県立亀山高校インターアクト部と家庭クラブの生徒20人と市民の計30人が参加した。

べにほまれは昭和26年に海外紅茶オークションで最高値を付け世界的に注目を浴び、国内の大手製菓会社へ販売していた。国産紅茶のトップブランドの地位を築いたが、同46年の紅茶輸入の自由化に伴い同市の茶生産農家は緑茶生産に転換して徐々に衰退した。

同会は約50年間奇跡的に残っていた紅茶古木を復活させ、亀山のブランドとして亀山産最高級紅茶「天使の雫」を商品化した。今年4月から市のふるさと納税の返礼品として全国展開している。

同会の大谷一哉事務局長(60)から「赤茶色に色付いた新芽だけを摘んで」と説明を受け、バケツを持ち一葉一葉丁寧に摘み取った。家庭クラブ一年生の近藤朱莉さん(15)は「家族が紅茶が好きでよく飲みます。初めての体験でしたが楽しかった」と話していた。