垂れ下がる花弁が優美 松阪撫子の展示会

【咲き誇る松阪撫子=松阪市殿町の市社会福祉会館前で】

【松阪】松阪三珍花の一つで花びらが細長く垂れ下がる松阪撫子(なでしこ)の展示会が18日、松阪市殿町の市社会福祉会館前で始まった。松阪三珍花保存会(北村守彦会長)が主催し、会員が丹精込めて育てた約200鉢が並ぶ。会期は22日まで。

松阪撫子は江戸時代、同市殿町の紀州藩士が突然変異株を見つけ、品種改良して生まれた。三珍花は他に松阪花菖蒲と松阪菊があり、いずれも県指定天然記念物。

展示会場では白、赤紫、ピンクの花が咲き誇り、優美な姿を見せている。会員らは「今年は開花が早かった。一株から3本、一本に5花の計15花が基本。一カ月ほど楽しめる」と話していた。

また、同市中心商店街のおかみでつくるミズ・ネットワーク松阪が26日に開く「松阪撫子どんな花?祭り」に合わせ、会員有志が24―27日、花碑を建てた松阪撫子発祥地や松坂城跡内の市歴史民俗資料館、本居宣長記念館などでも展示する。