
三重県鳥羽市は14日、ゴールデンウィーク(4月29日―5月6日)期間中の観光統計を発表した。観光客数が対前年比10・3%増の約10万3千人となったのに対し、宿泊者数は4・9%減の5万6千人だった。
主要観光施設の内訳は、鳥羽水族館が6・2%増の4万4千人▽ミキモト真珠島が9・7%減の8千人▽鳥羽湾めぐりとイルカ島が15・3%増の1万人。市は好天に恵まれたことで客足が伸びたと分析している。
一方、宿泊者数の減については、昨年の大型連休中に伊勢市内で開かれた菓子博を要因に挙げ、今年は例年並みに戻ったとみている。
このほか、同日までに同市二見町の水族館「伊勢シーパラダイス」と志摩市磯部町坂崎のテーマパーク「志摩スペイン村」も連休中の観光統計を発表した。シーパラダイスは39%増の1万6千人。スペイン村は8万1000人(1・3%増)だった。