海と森の環境保全へ、林・漁業者ら交流 亀山で製材工場見学 三重

【丸太を角材に加工する作業を見学する参加者ら=亀山市加太中在家の三栄林産で】

【亀山】三重県の鈴鹿森林組合(中川賢一組合長)と鈴鹿市漁業協同組合(矢田和夫同)は12日、亀山市加太中在家のキャンプ施設「かぶとの森テラス」で、本年度の「海と森林(もり)を結ぶ交流事業」を開き、林業、漁業関係者らが森林整備の必要性を学んだ。

同事業は、林業、漁業関係者が海と森林の環境保全の大切さについて理解を深める目的で、平成18年度から実施。毎年5月に亀山の森林で森林整備について学び、7月には鈴鹿の海岸で清掃活動や魚の生息などを学びながら交流を深めている。

この日は、両組合関係者と「加太みどりの少年隊」、鈴鹿市民ら計80人が参加。

同施設の入り口で製材・建築業を営む「三栄林産」を訪れ、皮をむいたスギ材の丸太を角材に加工する作業を見学した。シイタケの菌打ちや割り箸作り体験もした。

鈴鹿市江島町の森満美幸ちゃん(9つ)は「森の中にきれいな川があって、自然がいっぱいで楽しかった」と話していた。

中川組合長は「森林と海は、生活する上で非常に密接な関係。一人一人が環境保全への認識を高めることが大切」と話した。