遺族らが冥福祈る 大紀町で戦没者追悼式 三重

【献花をして戦没者の冥福を祈る遺族ら=大紀町崎のコンベンションホールで】

【度会郡】三重県の大紀町戦没者追悼式(町社会福祉協議会主催)が12日、同町崎のコンベンションホールで営まれた。遺族や関係者ら163人が、第二次大戦までの町関係の戦争犠牲者を追悼し、恒久平和を願った。

町社協会長の谷口友見町長は「二度と戦争の惨禍を繰り返すことのないよう平和への誓いを新たにするとともに、先人が大切に育んできた郷土愛をしっかりと受け継ぎたい」と式辞。元坂明町議会議長が追悼の言葉を述べた。

参列者全員で黙とうをささげた後、献花台に白い菊の花を供えて手を合わせ、町内の戦没者899柱の冥福を祈った。

林輝夫遺族会会長は遺族を代表し、「先の大戦で父親や兄弟、親族の方々がお国のためにと若き命を散らした。この事実を絶対に風化させてはいけない」と述べた。