伊勢の海岸 「スナビキソウ」が開花 三重

【白い花を咲かせたスナビキソウと中馬さん=伊勢市二見町で】

【伊勢】三重県伊勢市二見町松下の海岸で、伊勢志摩地域では珍しい海浜植物「スナビキソウ」が白い花を咲かせている。例年より10日ほど早い先月末に開花し、花が楽しめるのは今週中。

スナビキソウは砂浜海岸に生育する多年草。草丈は15―30センチほどで、葉は長楕円形。5月ごろ香りのある白い花を咲かせる。

日本海側に多く、県では珍しい。希少植物の保護、観察に取り組む「伊勢志摩の動・植物を守る会」が2年前に同海岸で自生を確認。生育している約70平方メートルをロープで囲い、保護観察を続けている。

中馬千鶴代表(73)は「伊勢志摩ではここでしか確認できていない。地元の方にも協力を呼び掛け、守っていきたい」と話していた。