地元ゆかりの九鬼嘉隆紹介 鳥羽旅館組合、壁面展示作成 三重

【鳥羽旅館組合が設置した九鬼嘉隆を紹介する壁面展示=鳥羽市鳥羽1丁目で】

【鳥羽】三重県の鳥羽旅館事業協同組合が、近鉄鳥羽駅近くの地下道(鳥羽市鳥羽一丁目)に、地元ゆかりの戦国大名・九鬼嘉隆(1542―1600年)を紹介する壁面展示を完成させた。嘉隆の年表や嘉隆が築いた鳥羽城、嘉隆が生きた16世紀の志摩半島における地頭や豪族の勢力図などを描いている。

デザインを担当したのはは、大台町在住のユニット「あきないやまに」。塩化ビニールテープにイラストを描き、壁面に貼っている。大きさは年表が約10平方メートル、鳥羽城が6平方メートル、勢力図などが計7平方メートル。鳥羽城の大手門が海に面した「海城」だったことなど、解説も添えている。

明治―昭和中頃までの写真もあり、画像は市立海の博物館やミキモト真珠島、市、鳥羽海上保安部が提供した。事業を担当した鳥羽旅館組合の木村良副理事長(50)は「九鬼嘉隆を通じて鳥羽の歴史を知ってほしい。鳥羽駅から市街地へ人が流れる一助になればうれしい」と話している。