伊勢 石灯籠の全撤去始まる 県道沿い、バス停付近から 三重

【クレーンで引き抜かれる石灯籠の支柱=伊勢市本町で(三重県提供)】

【伊勢】死亡事故を受け、三重県などが全撤去する方針を決めた伊勢市内にある500基余りの石灯籠の撤去作業が9日、始まった。県が同市本町の県道沿いで1基を撤去した。18日までに、バス停に近い石灯籠17基を取り除く。

事故は先月14日、同市楠部町の県道沿いで発生。路線バスが石灯籠に接触し、弾みで落ちた上部の直撃を受けた男性が死亡した。

県は7月の全国高校総体までに残る石灯籠を全て撤去する方針。バス停に近い石灯籠から優先的に取り除く。

市内には県道と国道、市道に計513基の石灯籠がある。市も県と同様に高校総体までに市道沿いの石灯籠を全撤去する。時期は未定だが、国も国道沿いの石灯籠を全て取り除く。

一方、撤去を巡っては一部市民から「拙速。文化的価値を考えてほしい」との意見も出ている。