三交GHDが連結決算発表 純利益18.2%増で過去最高

【決算を発表する中川取締役=津市中央の三重会館で】

【津】三重交通グループホールディングス(三重県津市中央)は7日、平成30年3月期の連結決算を発表した。売上高は前年比1・6%増の1044億3600万、純利益は18・2%増の41億7200万円で増収増益。純利益は6期連続で過去最高となった。

不動産部門が好調だったほか、昨年4―5月に伊勢市で開かれた「全国菓子大博覧会・三重」(お伊勢さん菓子博2017)の経済効果が主な要因。経常利益は前年比17・2%増の64億3100万円で初めて60億円を超えた。

菓子博開催に伴う売上はグループ全体で1億9100万円。シャトルバスの運行や来場者の宿泊などで旅客輸送や旅館事業が好調だった。マンションの販売戸数の増加やメガソーラーの売電収入で不動産部門は前年比6・5%増の356億4800万円だった。

31年3月期の連結業績予想は全国高校総体(インターハイ)などでの需要増を見込み、売上高が1・5%増の1060億円、経常利益が5・2%減の61億円。純利益は0・7%増の42億円を見込む。配当金は1円増の9円とした。

記者会見した中川伸也取締役は6期連続で純利益が過去最高となった要因について「不動産部門が着実に積み上がってきた結果」と分析。一方で「レジャー・サービス部門と運輸部門では労働力不足や燃料費の高騰が懸念される」とした。