稚アユ「大きくなあれ」 尾鷲・矢ノ川 向井小児童らが5000匹放流 三重

【アユを放流する児童ら=尾鷲市矢浜の矢ノ川で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の漁業関係者らでつくる「尾鷲の清流を守る会」と市立向井小学校の全児童22人は7日、同市矢浜の矢ノ川下流で稚アユ約5千匹を放流した。

子どもに自然環境の保全について学んでもらうのが目的。稚アユは地元の尾鷲漁協、大曽根漁協や、県漁連、尾鷲物産、尾鷲建設業協会などが出し合った20万円で購入した。

放流前に市職員が「アユはコケなどを食べて成長する」と説明。児童に「きれいな川をいつまでも守ってほしい」と呼び掛けた。

児童は体長約10センチのアユが入ったバケツを一つずつ持つと、ゆっくりと川に放し、全員で「大きくなあれ」と声を掛けた。

2年南美歩(はるあ)さん(7つ)は「大きく元気に育ってほしい」と笑顔で話した。