松阪 「狩りの魅力感じて」 古橋さん、皮など使った作品初展示 三重

【松阪】昨夏から狩猟生活を始めた古橋加奈さん(31)=津市一志町高野=が3日から、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで、自分が狩猟したシカやキジの素材を使った作品を初出品している。狩猟を通じて知り合った有志5人で企画した狩猟ブースで展示会を開いており、「狩猟の魅力を見て、感じて、楽しんでほしい」と呼びかけている。5日まで。

古橋さんは名古屋市出身。趣味の山歩きが高じて本格的に自然について学ぼうと3年ほど前に三重県への移住を決め、昨年8月に狩猟免許(ワナ猟)を取得。猟友会会員らの助けを借りながらシカなど鳥獣を捕獲し、解体作業に取り組んで来た。余った素材の活用を考える中で小物などの作品作りを思い立った。

展示会では、これまでに捕獲した鳥獣の素材を使った作品作りの集大成として、シカの角や皮を使った指輪やブレスレットの装飾品やキーホルダー、キジの羽を使った髪飾りや帽子など約30種45点を披露し、1点300―1000円で販売する。シカ肉の薫製を使ったペット用ジャーキーもある。

製法は独学。コツを学びに皮製品を専門に扱う職人を訪問したことも。力作業が多く、野生の動物と対峙する不安などから女性の狩猟界への参入は少ない。古橋さんは「展示を通じて少しでも狩猟に興味を持ってもらえたら」と話した。

入場無料で出展時間は午前11時―午後4時。ブースでは作品の展示即売会のほか、イノシシ肉の串焼き販売や射的コーナーも設置する。串焼きは1人分300円で、なくなり次第終了。射的は小学生以下初回無料、2回目以降は一般含めて1回100円。