三重県 高卒内定率99.7% 0.5ポイント増、過去最高の水準

三重労働局は1日、平成29年度に卒業した高校生の3月末現在の内定状況を発表した。4133人が就職を希望し、4120人が内定。内定率は前年同期比0・5ポイント増の99・7%で、統計データの残る昭和59年度以来、平成3年度と並んで過去最高の水準となった。人手不足を背景とした求人の増加で内定率が伸びたとみている。

求人数は前年同期比1216人(18・1%)増の7925人。求人倍率は前年同期を0・30ポイント上回る1・92倍だった。

産業別の求人数は、県内主力産業の製造業が前年同期より707人(28・4%)多い3199人で、大幅に増加した。人手不足を背景に、全8業種でいずれも前年同期より求人が増え、製造業のほか建設業や卸売業・小売業での増加が顕著だった。

同局職業安定部は「人手不足で福祉や運送業の求人が増加しているほか、伊勢志摩サミット開催以降、宿泊業・飲食サービス業の求人が伸びている」と分析。まだ内定していない13人については「6月末まで学卒者専門の担当が個別に面談し、希望に沿った就職先を紹介する」とした。