「三重新政の会」設立発表 民進県連組織を移行へ 芝氏、参院で立民と統一会派

【「三重新政の会」の設立を発表する芝代表(中央)ら=三重県庁で】

民進党三重県連の芝博一代表は1日、県庁で記者会見し、同党と希望の党が結成する新党「国民民主党」には参加せず、地域政党「三重新政の会」を立ち上げると発表した。設立は4月20日付で、芝代表が会長に就任した。芝代表自身は参院で他の民進議員とまとまって7日に離党届を提出し、離党者らと参院新会派「民友会」を立ち上げ、立憲民主党と統一会派を組む考えを明らかにした。

芝代表は「民進党県連に所属していた県議や市町議に入会してもらい、県連組織を全て三重新政の会へ移行したい」と説明。国会議員や県議、市議ら全37人に民進党の離党手続きと三重新政の会への入会を求め、役員も県連と同じ構成で維持する方針を示した。中川正春(三重2区)、岡田克也(三重3区)両衆院議員は民進党を離党し、国民民主党には不参加の意向を示している。

芝代表は「厳しい道だが、次の節目を目指して三重の団結を守り抜きたい」と述べ、県議会最大会派の新政みえや連合三重との協力関係の継続を強調。「三重新政の会で県連が実施してきた活動を展開し、三重県方式で来年の統一地方選と参院選を戦う」と述べた。

また、昨年衆院選で落選した松田直久元衆院議員も「地域政党の結成は(野党の再結集が)達成されたときに大きな意味がある。それに賭けたい」と三重新政の会に参加する考えを表明した。今後の政治活動については「次期参院選の選考会の決定を見守っている」とした。

一方、民進党県連の解散については大塚耕平党代表から慰留があったことを受け、解散手続きをとどまった。県連が所有する財産は三重新政の会に寄付する形で引き継ぐ考え。7日以降に大塚代表と話し合いの場を設け、県連の存続を検討する。