伊勢 「初穂曳」に向け手で田植え 地域住民ら160人作業 三重

【初穂曳に向けコシヒカリの苗を手植えする参加者ら=伊勢市御薗町で】

【伊勢】三重県の伊勢神宮の神嘗祭に合わせて新穀を奉納する「初穂曳」に向け、伊勢神宮奉仕会青年部(奥野勇樹部長)とJA伊勢は29日、同市御薗町の約360平方メートルの水田で、「御初穂奉納田植え行事」を開いた。

市内のガールスカウトやスポーツ少年団、各奉献団など、初穂曳に参加する子どもや地域住民ら約160人がはだしになって水田に入り、目印のロープに沿って丁寧にコシヒカリの苗を手植えした。

神嘗祭に奉納する米作りを通じて伝統文化に触れ、自然の恵みに感謝の気持ちを持ってもらおうと毎年実施。今年で28年目を迎えた。

奥野部長(38)は「自分たちが育てた米を奉納する喜びを感じてもらいたい」と話していた。

今後は土地所有者の中居弘和さんが中心となり、同青年部が一緒に水田を管理。8月26日に稲刈りを行う。10月15日の初穂曳(陸曳)で奉曳車に載せて外宮に奉納する。