亀山 職人村で祭りにぎわう 箸作りやパン焼き体験 三重

【箸づくり体験を楽しむ子ども=のぼの職人村で】

【亀山】三重県亀山市能褒野町にさまざまな職種の職人の仕事場として今年3月にオープンした、「のぼの職人村」(亀井俊博代表)で29日、職人祭が開催され、多くの人らが大工や板金、パン焼きなどの体験を楽しんだ。

職人村は、四日市市内で建築業「造家工房・亀井」を営む亀井代表(53)が、自身の仕事場を移転し開村した。さまざまな分野の職人が工房を構え、物作りに励む「仕事の場」であり、手仕事の技術や伝統を若い世代に伝える「継承の場」でもある。

約2000平方メートルの敷地には、亀井代表の事務所の他、パン工房や飲食店、木材を加工する作業小屋など7棟が建ち並ぶ。

訪れた人らは、亀井代表の職人仲間らの指導で、サクラやヒノキ材をカンナで削っての「箸作り」や銅板を使った「飾り金具」体験などに取り組み、手仕事に親しんでいた。また、パン焼き職人を体験するピザ焼きもあった。

津市一身田町の宮﨑楽君(7つ)は「ピザ焼きが楽しかった。いろんな職人さんの仕事などが分かった」と話した。

亀井代表は「建築職人だけでなく、手作り家具や雑貨、陶芸職人などさまざまな職人が集い、地域ともつながる村を目指している」と会場を見守っていた。