13年ぶりに「北庭楽」披露 伊勢神宮で春季神楽祭 三重

【13年ぶりに披露された舞楽「北庭楽」=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮で28日、春季神楽祭が始まった。爽やかな青空の下、内宮神苑の特設舞台では13年ぶりの公開となる舞楽「北庭楽」(ほくていらく)など、4曲が披露された。

舞台をはらい清める「振鉾(えんぶ)」で始まり、亭子院の御代(第59代宇多天皇・在位887―897)に平安京の宮城内、不老門の北庭で作ったと伝わる「北庭楽」を披露。鮮やかな紅色を基調にした衣装に鳥かぶとをかぶった4人の舞人が、笙や太鼓などみやびな音色に合わせて華麗に舞った。

春の花園でチョウが舞い遊ぶ情景を表現した「胡蝶(こちょう)」では、もえぎ色の衣装に極彩色の大きなチョウの羽を背負った舞女4人が、山吹の花を手に華やかな舞を見せ、大勢の参拝客らを魅了した。

神楽祭は30日まで。舞楽の公開は午前11時と午後2時の2回。