特殊詐欺被害を阻止 鈴鹿署がコンビニ、三重銀と行員に感謝状

【(左から)瀬古署長から感謝状を受け取った森田さん、谷口さん、高本さん、小坂さん=鈴鹿市江島町の鈴鹿署で】

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は19日、鈴鹿市江島町の同署で、特殊詐欺被害を未然に防いだとして鈴鹿市広瀬町のセブンイレブン鈴鹿広瀬町店と、鈴鹿市長太旭町4丁目の三重銀行長太支店、当時同支店行員で現菰野支店行員の小坂美和さん(49)に感謝状を贈呈した。

セブンイレブン鈴鹿広瀬町店は3月16日、10万円分の電子マネー購入に訪れた同市の50代女性に購入目的を質問し、様子がおかしいことに気付いて上司を通じて同署に通報。詳しく事情を聞いたところ、訴訟の取り下げを名目とした架空請求詐欺だったことが分かった。

同行長太支店は3月30日、顧客の同市の80代女性から電話で「今から10万円引き出したい」と相談を受けた小坂さんが様子がおかしいことに気付き、女性方を訪問。女性の娘が有料サイトの未納金名目で現金を要求されていることを聞き、詐欺と判断して上司を通じて同署に通報した。

この日はセブンイレブン同店オーナーの森田真代さん(32)と応対した谷口浩美さん(51)、同行元同支店長の高本茂則さん(51)と小坂さんの4人が瀬古充也署長から感謝状を受け取った。

瀬古署長は「機転を利かせて連携していただき感謝している」と述べた。

森田さんは「他人事ではないと感じていたので防げて良かった」とし、小坂さんも「普段から相談してもらえる関係をつくりたい」と話していた。