おいしいお茶の出来願う 度会町茶業組合 収穫に向け新茶祈願祭 三重

【高品質なお茶の生産などを祈願する参列者ら=度会町棚橋の内城田神社で】

【度会郡】本格的な一番茶の収穫シーズンに向け、三重県の度会町茶業組合(大西保組合長)は17日、同町棚橋の内城田神社で「新茶祈願祭」を開き、高品質なお茶の生産や作業中の安全を願った。

県内でも有数の茶所として知られる同町では、15軒の生産者が同組合に所属し、計約150ヘクタールの茶園でお茶を栽培。毎年、お茶の芽が伸び始める今の時季に祈願祭を開いている。

この日は、組合員や中村順一町長ら関係者13人が参加。角谷邦夫宮司が祝詞奏上した後、参列者の代表が玉串をささげた。

中村町長は「生産農家も少なく少数精鋭だが今年の品評会も頑張ってもらいたい」と激励。大西組合長(56)は「度会町では宮川から立ち上る朝霧によっておいしいお茶ができる。今年は天候にも恵まれ、順調に育っている」と話していた。

祈願祭終了後は関係者らが品評会出品茶園を巡回し、成長具合を確認。例年より1週間ほど早い19日頃から一番茶の収穫を行い、町内の製茶工場で品評会用のお茶を製造する予定。