女性職員5人にセクハラ 三重県、児相技師を免職 会費着服で停職も

三重県職員の女性ら5人にセクハラをしたとして、県は27日、児童相談センターの男性技師(35)を懲戒免職処分にした。セクハラでの懲戒免職は県として初めて。また、県はは同日、職員の親睦会費を着服していたとして、伊賀地域防災総合事務所地域調整防災室の男性主幹(51)を停職3月の懲戒処分とした。

県によると、男性技師は平成27年9月―29年9月にかけて、20代の女性職員ら5人にキスをしたり、胸を触ったりした。いずれも送別会や食事に誘った際などの行為で、業務中ではなかったという。

男性技師は27年8月に採用され、センターで児童相談に関わる業務を担当。被害を受けた女性が昨年12月、上司に報告して発覚した。県は「日頃の勤務態度には問題はなかった」としている。

男性技師は県の聞き取りに「軽はずみな行動で相手の女性に不快な思いをさせてしまい、申し訳なく思う。信用を失う行動をしてしまい、職場や県にも大変な迷惑を掛けた」と話しているという。

また、男性主幹は職員らでつくる親睦会の会計業務を担当していたが、昨年12月に開いた忘年会の費用を会費から支払った後、残金の一部に当たる3万円を財布に入れて、生活費などに充てた。

別の職員が1月に口座を確認したところ、残金の振り込みがないことに気付いて発覚。告訴などはしないという。男性主幹は「県民の信用を失墜し、多大な迷惑を掛けた」と話しているという。