松阪市民病院在り方答申 2病院統合、選択肢に 三重

【竹上市長(左)に答申する末永委員長(右)=松阪市役所で】

【松阪】「地域医療構想をふまえた松阪市民病院の在り方検討委員会」(7人)の末永裕之委員長(全国自治体病院協議会参与)は27日、三重県の松阪市役所で竹上真人市長に答申した。市内の3基幹病院のうち2病院の統合を選択肢に挙げた。

ベッド数を減らす国の地域医療構想を受けて諮問され、昨年6月から5回審議した。

市内3病院は松阪中央総合病院(川井町、440床)▽済生会松阪総合病院(朝日町一区、430床)▽松阪市民病院(殿町、328床)。

答申では①3病院の連携強化による併存②3病院の統合③2病院の統合の3パターンを示し、①は「厳しい状況になる」、②は「困難」、③は「将来におけるこの地域の医療を守っていくために十分検討していくことに値する」「あまり時間をかけずに議論していく必要がある」とした。

ただ、「影響が大きく、一つの具体的な方向性を示すまでには至らなかった」「議論を深めていくことが重要であると考え、その中から一定の方向性が導き出されることを期待する」とした。

末永委員長は「3つの基幹病院はいかにも多すぎる。一番小さい市民病院と新しく病棟を建てる済生会病院の統合が一番現実的。議論のポイントが決まってきた。いたずらに時間をかけるのは得策ではない」と述べた。

竹上市長は「3病院でやっていくのは難しいだろうというのは確か。さらに議論を深める」と話した。