「1日も早く復旧進める」 台風21号 三重県知事、被災現場を視察 度会、多気両町長が現状説明

【久保多気町長(左端)から被災現場の状況について説明を受ける鈴木知事(中央)=多気町荒蒔で】

昨年10月、三重県内に大きな被害をもたらした台風21号の被災現場の復旧状況を確認するため、鈴木英敬知事は20日、度会町と多気町の被災現場を視察した。度会町の中村順一町長と多気町の久保行央町長も同行し、現場の状況を鈴木知事に説明した。

鈴木知事は、のり面が崩落し、片側交互通行が続く度会町麻加江の県道と、農業用ため池ののり面が崩落した多気町荒蒔の現場を視察。工事の進捗(しんちょく)状況などについて県職員らから説明を受けた。いずれの現場も順調に復旧工事が進んでいるという。

県によると、台風21号で被害を受けた県内の公共土木施設は587カ所、農水施設は310カ所に上る。このうち、土木施設は44カ所、農水施設は16カ所の復旧工事が完了している。残りの復旧箇所については、8割が工事契約を終えており、平成30年度中の完了を目指す。

鈴木知事は記者団に「三重県は雨が多いので、出水期までには復旧を進めたい。順調に進んでいるが、住民からすれば工事の途中なので、一日でも早く元の生活に戻れるよう努力する」と話した。