尾鷲 「ゲイト」の漁船が初漁 シマアジなど水揚げ 三重

【網を引く漁師ら=尾鷲市の須賀利沖で(同社提供)】

 【尾鷲】居酒屋などを経営する「ゲイト」(東京都、五月女圭一社長)の定置網漁船「八咫丸(やたまる)」が20日、三重県尾鷲市須賀利町の須賀利沖で操業を開始した。

定置網漁場は須賀利港から南東約7キロの場所。2月中旬ころから、同社の戸田聡水産事業部長と地元漁師3人が網を張るなど準備を進めてきた。

この日、漁師と同社の社員ら10人は午前4時半に須賀利港を出港。約3時間半の漁でシマアジ28匹、ヒラメ3匹、アオリイカなどを取り、尾鷲魚市場に水揚げした。

戸田水産事業部長は「水揚げがあまりない時季にしてはよく取れた」と手ごたえを感じていた。

同社によると、当初は12月下旬に操業予定だったが、悪天候なども重なり準備が遅れたという。

同社は平成28年から後継者がいない熊野市二木島町の水産加工場を引き継ぎ、フライや干物などを自社店舗で提供している。昨年11月には定置網漁船のお披露目を兼ねた出港祈願祭が須賀利町で行われた。