国道42号 松阪多気BP、30年越しの全通祝う 渋滞緩和と産業発展に期待 三重

【国道42号松阪多気バイパス全通のテープカット=松阪市八太町で】

【松阪】国道42号松阪多気バイパスの三重県松阪市下蛸路町―八太町間(1・1キロ)が18日、開通した。同区間の完成で同バイパス11・9キロが約30年かけて全通した。

同バイパスは同市古井町の国道23号と多気町仁田の国道42号を結ぶ。市街地の慢性的な交通渋滞の緩和を狙い、昭和62年度に着手した。櫛田川に新両郡橋を架け、JRと近鉄は高架で越えている。伊勢自動車道松阪インターチェンジや松阪中核工業団地を通る松阪第二環状線と重なる。

同市上川町のワークセンター松阪で開通式を開き、約150人が参加。同バイパス整備促進期成同盟会会長の竹上真人松阪市長は「長い年月と努力でできあがった」とあいさつし、田村憲久衆議院議員は「22年前の初当選後、一番最初に要望があった。松阪市以南の発展に向け意義がある」と喜んだ。

沿道の松阪中核工業団地と多気クリスタルタウンがそれぞれ航空宇宙産業とライフイノベーションの特区になっているため、鈴木英敬知事は「2つも特区指定、拠点がある日本屈指のイノベーションロード。経済活性化に期待し、応援する」と祝辞を述べた。

テープカットしてくす玉を割り、通り初めして利用を開始した。