三重大ユネスコスクール研修会 地球規模の課題解決目指す 取り組み発表

【活動を報告する朴教授=津市栗真町屋町の三重大で】

地球温暖化など地球規模の課題に身近な取り組みから解決を目指す「三重大ユネスコスクール研修会2017」(三重大ユネスコスクール委員会主催)が17日、三重県津市栗真町屋町の三重大学であり、県内の教育機関が「ユネスコスクール」としての活動を発表した。

ユネスコスクールは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の理念を学校現場で実践するために発足。文科省と日本ユネスコ国内委員会がESD(持続可能な開発のための教育)の推進拠点に位置付ける。県内では三重大など21校の小中高大学が登録されている。

この日は、県内ユネスコスクールの学生・生徒や教員らが参加。同スクールの活動報告があった。

うち、三重大人文学部・地域イノベーション学研究科の朴恵淑教授は、同大での同スクールの活動について、「海外の2大学と交代で開催する論文発表会を平成29年は三重大で開いた」と紹介。「トヨタ自動車や伊勢新聞社と協力して、松名瀬干潟の保全活動に取り組んでいる」と述べた。

その上で「三重大学を拠点に企業と行政、地域住民と協力し、ESDとSDGs(持続可能な開発目標)を進めたい」と強調。「低炭素社会を進めて温暖化を防止し、環境と経済の好循環を生み出す社会をつくるため、一緒に取り組んでほしい」と呼び掛けた。

このほか同スクールに登録されている県内12校・団体が活動を報告。山での間伐体験や水質調査などの取り組みを発表した。