三重県内卒業式 高校生アスリートも巣立ち バレー西田、ウエイトリフティング横山

【左:バレー部の後輩から贈られた記念品を手にする西田有志(海星)、右:全日本ジュニア選手権への練習を続ける横山太偉雅(四日市工)】

三重県内のほとんどの公立高と私立高で卒業式が行われた1日、全国高校総体(インターハイ)や国民体育大会などで活躍した県内高校生アスリートたちも巣立ちの日を迎えた。

海星高(四日市市)男子バレーボール部のサウスポーエース、西田有志(18)=いなべ市=は卒業後、愛知県刈谷市を本拠地とするVプレミアリーグ男子のジェイテクトSTINGSに入団する。187センチの長身から繰り出す強烈なスパイクが魅力。バレー部主将を務めた昨年は同校を創部初のインターハイ出場に導くとともに、初の全国ベスト16にも進出した。

年明けからジェイテクトの内定選手としてVリーグにも出場。オポジットの位置で先発入りを果たすと、チームのファイナル6(プレーオフ)進出にも貢献した。

Vリーグデビュー戦を振り返り「周りの選手のレベルが高く、試合をしていて楽しかった」と話すなど大物ぶりも発揮。全日本入りの目標に向かって「まず新しい環境で自分のプレーができるようになる。レシーブももっと鍛えてオールラウンド型の選手になる」。国内最高峰リーグで揉まれ、さらなる成長を誓う。

四日市工業高ウエイトリフティング部の横山太偉雅(18)=鈴鹿市=は卒業後、全日本学生ウエイトリフティング連盟1部の強豪、九州国際大に進学する。

105キロ超級で出場した高2の全国高校選抜、インターハイ、国体の国内3冠を成し遂げたが、昨年の春先、練習中に右膝前十字靭帯断裂の大けがを負って、高3のシーズンを棒に振った。将来重量級の五輪代表入りも期待される大器は「最高の瞬間も最悪の時間も過ごした。この3年間の経験を大学生活で活かしたい」と前向きに話す。

昨年暮れまで上半身のトレーニングが中心。年明けから下半身トレーニングを再開し、2月の練習でスナッチの自己新記録をマークした。復帰戦は大学入学前に出場する全日本ジュニア(8―10日・埼玉県上尾市)を予定。「緊張もあるが同じ階級に出場する高校生は全員倒すつもりで出場する」。高校生ナンバー1の座は、もう誰にも渡さない。