尾鷲市長「いつかこの日が…」 中電・三田火力廃止決定で 三重

【尾鷲】中部電力の尾鷲三田火力発電所の廃止決定を受け、三重県の加藤千速尾鷲市長は28日、「いつかこの日がくると思っていた。雇用確保や市の産業振興のため、再生エネルギーを活用したバイオマス発電所の建設などを引き続き要望していく」と話した。

跡地利用に挙がる東紀州5市町の広域ごみ処理施設については「近隣住民への説明会を開き、理解を得られた上で交渉していきたい」と述べた。

市議会の南靖久議長は「経済の活性化のために必要なことは要望していく」と話した。

尾鷲商工会議所の伊藤整会頭は「予測はしていたが残念。雇用など市にとってダメージは大きい。ただ、時代の流れでやむを得ない部分もある」「商工会議所としても勉強会を開き、市の産業振興のための提案をしていく」と語った。

同発電所の1号機は停止していて、2号機は平成16年12月に廃止。現在3号機だけ運転している。稼働から54年の歴史に幕を下ろす。