伊賀市、一般会計453億円 新年度当初予算案、6%増 三重

【伊賀】三重県伊賀市は27日の市議会3月定例会に、一般会計を前年度比6%増の453億4600万円とする平成30年度当初予算案を提出した。来年1月に開庁する市役所新庁舎の移転経費など大型事業が重なり、16年の合併以降で2番目の規模となった。

歳入では、財政調整基金や庁舎建設基金などからの繰入金として、前年度の2.3倍に当たる23億6800万円を計上した。借金に当たる市債は15.3%増の63億8100万円。市税は固定資産税の減少などで0.3%減の142億6000万円を見込む。

歳出では、人件費が1.2%増の86億7700万円で、全体の19.1%を占める。人事委員勧告に基づく給与の引き上げが主な理由。投資的経費は1.5倍の62億7400万円、借金の返済に充てる公債費は1.2%減の63億7600万円を計上した。

主な事業は、最終年度となる新庁舎建設事業に9億6700万円を計上したほか、新庁舎で使う備品の購入や運び込みに5億8400万円を充てる。31年度中の完成を目指す汚泥再生処理センター(同市長田)の建設事業に32億5500万円を積んだ。

また、市議会の百条委員会(岩田佐俊委員長、8人)が契約の経緯などを調査しているバス待機場の賃料として、前年度と同額の435万円を計上した。委員からは「賃料が高い」との指摘もあるが、市は「契約は現在も有効」としている。