伊勢 青ネギ栽培に決意 独立農家、新たに2人 市長表敬訪問 三重

【研修で栽培したネギを鈴木市長に手渡す(左から)森山さんと竹内さん=伊勢市役所で】

【伊勢】就農を志す若者を支援する農業法人「あぐりん伊勢」=三重県伊勢市小俣町=でネギの栽培を学んだ同市の男性2人が、4月から市内で青ネギ農家として独立する。15日、伊勢市役所で鈴木健一市長に意欲を述べた。

同市神社港の竹内純一さん(38)と同市御薗町の森山聡也さん(23)の2人。京都府で会社勤めをしていた竹内さんは、結婚を機に妻の地元の同市に移り住み農業に興味を持った。森山さんは、静岡県の大学を中退後、就職を考える中で就農を志したという。

2人は、一昨年4月に同社の研修社員として入社。地元で栽培が盛んなブランドネギ「ねぎらいねぎ」を実際に育てながら、2年間で技術を学んだ。

2人は、鈴木市長に自分たちが栽培したネギを手渡し報告。竹内さんは、農業の魅力を語り「ほかの産地に負けないネギを作りたい」と決意。森山さんは「日照不足や大雨などで大変だったが、その分学ぶことが多かった」と研修を振り返り「消費者に喜んでもらえるネギを作りたい」と力を込めた。鈴木市長は「新規就農には覚悟が必要だったと思う。応援したい」と話した。

あぐりん伊勢は、JA伊勢の子会社として平成24年に設立。就農希望者を研修社員として雇用し、技術指導しながら独立を支援する。独立後の農地仲介などもし、これまでに5人の修了生が、同市や玉城町で就農している。