三重県 中学女子体力、平均上回る 小学男女も過去最高値 全国調査

三重県教育委員会は13日、本年度の全国体力・運動能力調査結果を発表した。県内の小学5年と中学2年全員を対象に実施。体力の合計点は、中学校女子だけが、前年度に続き全国平均を上回った。また小学校男女と中学校女子で前年度の調査結果を上回り、過去最高値となった。

調査は昨年4―7月にかけて実施。県内からは1万5968人の児童と、1万5124人の生徒が参加した。小学校は握力や長座体前屈、立ち幅跳びなど8種目、中学校は持久走を含めた9種目で実施した。

調査結果によると、県内では中学女子の平均合計は全国平均より0・28点高い50・25点。中学女子の体力合計点が全国平均を上回るのは2回目。小学女子は全国平均を下回ったものの、全国との差は平成20年度の調査開始以来で最も縮まった。

種目別では、小中学校の男女合わせて34種目のうち11種目が全国平均を上回り、19種目が前年度の結果を上回った。上体起こしと50メートル走は小中学校の男女全てで前年度の結果から上昇。一方、反復横跳びはいずれも前年度を下回った。

県保健体育課は、中学男子以外が過去最高値だった理由を「体育の授業時間以外にも全校的に運動する習慣が浸透してきた」と分析。「上体起こしと50メートル走は前年度より伸びたものの全国平均を下回っている。学校生活の中で取り入れて強化したい」とした。

鈴木英敬知事は「小学男女と中学女子の体力合計点は過去最高値を示し、各学校の取り組みの成果が表れてきた」と評価。「今年の全国高校総体(インターハイ)や平成33年の三重とこわか国体で活躍できるよう体力の向上に取り組む」とコメントした。