鈴鹿 3年に一度の舞奉納 伊奈冨神社で「獅子神楽」 三重

【3年に1度披露される獅子神楽=鈴鹿市稲生西2丁目の伊奈冨神社で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生西二丁目の伊奈冨神社(吉田恵子宮司)で3日、3年に1度の獅子神楽が始まった。4月16日まで、地区内の寺院などで氏子らの家内安全や生業繁盛などを願い、4頭の獅子が舞う。

同神社の獅子神楽は約800年前から始まったといわれており、昭和37年に県無形文化財として指定された。

現在は、氏子による同神社獅子神楽保存会(小野好公会長、約50人)が継承に取り組んでおり、今年は計21人の神役が先月6日から毎晩練習を始めたという。

同神社での舞初めでは、神の化身の4頭の獅子と、獅子をあやす4人の口取が簓(ささら)をすりながら、相対して舞う「扇の舞」など約1時間にわたって奉納。初めての本番を終え、口取役4人のうち、鎌田依龍君(10)=市立稲生小4年=は「緊張した。いい口取ができるようになりたい」、阪晃成君(10)=同=は「練習はつらくて大変だったが、最後まで頑張る」とそれぞれ意気込みを語った。

小野会長(69)は「伝統を守っていくことは大切。若い世代につないでいってもらいたい」と話していた。