伊勢市 「健康ポイント」算出ミス 市民の指摘で発覚 三重

【伊勢】三重県伊勢市はこのほど、歩数などに応じて市民にポイントを付与する「いせ健康ポイント」事業で、本年度分の算出に誤りがあったと発表した。システムの不備が原因で、既にポイントは修正した。「年度末に予定する景品への交換に問題はない」としている。

事業は40歳以上の市民を対象に平成28年度から実施している。歩数計の値を委託先の「タニタヘルスリンク」(東京)にインターネットで申告すると、月々の平均歩数に応じてポイントがもらえる仕組み。ポイントは年度末に商品券などと交換できる。

本年度は約1900人が参加したが、うち472人に実際とは異なるポイントを与えていた。市民の指摘で昨年8月に発覚したが、業者の修正作業が遅れ、11月末までポイントが誤っていた。歩数の平均を割り出すシステムに誤りがあったという。

市は先月29日、参加者全員に謝罪の文書を送付した。業者に支払う委託費は、28年度からの3年間で約2350万円。市地域包括ケア推進課は「参加者に迷惑を掛けたことをおわびする。チェック機能を強化し、再発防止に努めたい」としている。