熊野 花の窟神社でお綱かけ神事 五穀豊穣願い引っ張る 三重

【大綱を引っ張る「お綱かけ神事」=熊野市有馬町で】

【熊野】熊野市有馬町の花の窟(いわや)神社で2日、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る春の例大祭が営まれた。ご神体の巨岩から大綱を引っ張る「お綱かけ神事」に地元住民らが参加した。

同神社はイザナミノミコトを祭り、神事は毎年2月と10月に行っている。ご神体である高さ約45メートルの巨岩に白装束の氏子7人が登り、ツバキなど季節の花や扇子を結び付けた全長約170メートルの大綱を頂上のウバメカシの木に結び付け、片方を境内に下ろした。

境内では住民や観光客など大勢の人らが待ち構えて、七里御浜海岸までゆっくりと進み、力を合わせて境内に立つ支柱に掛けた。

同市飛鳥町から訪れた西村志代子さん(69)は「地元に住んでいるが初めて来た。綱を引けて感動した」と話していた。