大紀町・七保小 児童ら七保牛に舌鼓 肥育農家らが振る舞い 三重

【大紀町の特産物「七保牛」のサイコロステーキを味わう児童ら=大紀町打見の七保小学校で】

【度会郡】三重県大紀町打見の七保小学校(野村雅憲校長、82人)で1日、「七保牛を味わう会」が開かれた。全校児童が町の特産物を笑顔で頬張り、舌鼓を打った。

七保地区の肥育農家15人でつくる「七保和牛部会」が育てる牛が七保牛と呼ばれ、年間約450頭を出荷。肉質にこだわり、2―3年以上かけてじっくりと肥育している。

同校では、郷土の産業や特産物などについて学ぶ「地元学」に取り組んでいて、本年度は4年生が七保牛の学習を実施。資料やインターネットで調べたり、七保肉牛共進会の様子や牛舎を見学し、同部会員に牛の育て方を聞いたりして知識を深めてきた。

今回は同部会が「地元の特産物を知ってもらい、郷土に誇りを持つきっかけになれば」と初めて同会を開き、七保牛約20キロを提供。同部会員やJA職員ら約20人が鉄板を使って調理し、香ばしく焼き上がったサイコロステーキを児童や教職員らに振る舞った。

4年の西村有悟君(10)は「七保牛を勉強して地元のことがよく分かった」、中村想君(10)は「柔らかくておいしい」とにっこり。

西村敏博部会長(65)は「心を込めて育てた肉の味が子どもたちの思い出として残ってくれれば」と話していた。