三重県 昨年12月の求人倍率、1・67倍 4カ月ぶり減も「高水準」

三重労働局は30日、昨年12月の一般職業紹介状況を発表した。有効求人倍率(季節調整値)は前月を0・02ポイント下回り、1・67倍。4カ月ぶりに減少に転じた。一方、労働局は「有効求人倍率は引き続き高水準で推移している」として、8カ月連続で雇用情勢を「着実に改善が進んでいる」と判断した。

有効求人倍率の全国順位も4位下げて、15位となった。有効求人数は前月比1・0%(384人)減の3万7979人、有効求職者数は0・5%(123人)増の2万2780人。新規求人倍率は2・45倍で、前月を0・20ポイント上回った。

産業別では、電気・ガスなどのインフラ業(66・7%減)、宿泊・飲食サービス業(9・3%減)、医療・福祉(2・0%減)などの減少が目立った。製造業は13・4%増の1897人。安定所別では、桑名と伊賀を除く7カ所で前年同月を上回った。

正社員の有効求人倍率(原数値)は前年同月より0・18ポイント高い1・17倍。統計開始の平成16年11月以降で最高となった。また、昨年の平均有効求人倍率も前年より0・18ポイント高い1・60倍。年間の平均が1・6倍台となるのは、バブル後期の平成3年以来。

林雅彦局長は記者会見で、有効求人倍率の減少について「食品製造などで大口の求人がなくなり、ハローワークを介さずに外国人留学生など雇う動きがあったため」と説明。「全体としては引き続き人手不足の状況。依然として多くの求人が出ている」と述べた。